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オルガノについて

SDGs

地球規模の大きな水循環の中で、生活や産業を含む小さな水再生循環のループを構築し、水を有効利用しながら、環境を損なわない健全な経済発展に寄与することが当社に望まれる役割だと考えています。オルガノは水を中心に自らの役割を理解し、主体的に社会課題解決への取り組みを推進しています。

SDGs(持続可能な開発目標)とは

2015年に国連で採択され、その加盟国が2030年までに達成するために掲げられた、17の目標と169のターゲットから構成されているものです。「水」を扱う当社では、「安全な水と衛生の確保」に目が行きがちですが、その他様々な目標にも関連があります。地球規模課題の要因は複雑化している中で、当社でも水を中心に様々な目標に取り組んでいきます。

ACTION

オルガノの取り組み① 【安全な水をつくる、そして効率的につかう】

事業領域として最もかかわりが深いのは、第6番目の目標「安全な水と衛生の確保」です。オルガノは特に産業向けの排水処理及び排水回収の技術を活かし、社会課題の解決に向けて取り組んでいます。産業排水には環境を損なう恐れのある有害物質が含まれていることがありますが、オルガノの設備を利用して、有害物質を各国の基準値以下の量に低減し、「安全に処理された水」として排水しています。また、当社排水回収設備を利用することで、その排水を外に排出せずに、工業用水として再利用、産業分野での水の利用効率の上昇に貢献します。

2030年度目標
▪累計処理水量:6,000万㎥
▪累計回収再利用水量:25,000万㎥

オルガノの取り組み② 【少ないエネルギーで水も環境もきれいに】

水処理設備を利用して水を綺麗にし利用・排水するためには、「エネルギー」が必要です。大量の水を利用するほど必要なエネルギーは増加します。オルガノでは、水処理設備における省エネ機器を積極採用しているほか、冷凍機の汚れ指標(LTD:Leaving Temperature Difference)を監視し、冷却水処理剤の注入量を自動で制御するソリューションサービスを提供しています。お客様の電力使用量やCO2排出量の削減、トータルコストの削減に寄与し、SDGsの第7番目の「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」の目標達成に貢献します。

2030年度目標
▪CO2排出削減量:累計32,000t-CO2

オルガノの取り組み③ 【汚泥の削減、水以外もリサイクル】

オルガノの有機凝結剤、および凝集剤注入最適化システムによって、既存排水設備の汚泥発生量の削減に貢献します。お客様が半導体関連製品製造時に発生する排水・汚泥には、製造過程で流出した有価物(フッ酸)が含まれていることがあります。当社ではそのフッ酸を排水・汚泥から分離して生成、再利用するシステムを提供しています。ものづくりを行う産業に貢献するオルガノだからこそ、第12番目の目標「持続可能な消費と生産」に寄与できるよう働きかけていきます。

2030年度目標
▪累計汚泥削減量:10,000t