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PEOPLE NO.08 INTERVIEW

技術開発本部
エンジニアリングセンター制御部
制御設計 YOSHIDA NAOSHI 2008年度入社
理工学部 応用化学科

海外プロジェクトで培った対応力

入社後は施工管理職として、現場で工事を担当していました。最も印象に残っているのは、約1年半に渡るインドネシアでの日系顧客プロジェクトです。元々海外志向があった私は自ら手を挙げましたが、仕事を進める中で国民性や独特の商習慣に悩まされることもありました。私が指導するだけではどうにもならない事象も度々発生しましたが、そうした日々の中で寛容さが身につき、対応力も鍛えられたと思います。今振り返ると、日々の生活を含めて刺激的で楽しい時間でした。当時のメンバーは、今でも戦友のような感覚です。しかし、海外プロジェクトに携わることが大きな目標であったこともあり、帰国後は次にどういったことにチャレンジすべきか模索していました。

臆することなく異なる職種にチャレンジ

現在は、自ら異動を希望した制御部で電気計装設計担当として仕事をしています。自身のキャリア・仕事の幅を広げようと思い、制御部へ異動しましたが、学生時代に電気設計を学んだことはありません。入社から10年以上、現場での工事に携わっていたため、周囲からも「電気の知識あった?」と、心配されることもありました。オルガノでは異例の転身だからです。しかし、あえて私はこれまで接点のなかった職種を選びました。まったく新しいことをやってみたかったので、不安よりも期待が大きく上回っていたのです。異動から1年半。まだまだ知識も経験も不足していますが、上司をはじめとする周囲の手厚いフォローがあり、日々スキルを積み重ねています。

一度きりの人生だから、
自分の行きたい道を選ぶ

異動後、最も感じるのは二つの視点で考えるようになったこと。現在、プロジェクトが進行中ですが、設備自体は以前の部署で目にしてきました。しかし、その機能を理解することで、当時は見えていなかったことがわかるようになったのです。双方の視点がわかるのは、異なる職種を経験しているからこそ。部内ではこうした経験から業務効率化を提案し、実践してくださっています。オルガノはチャレンジできる風土がありますが、私の異動が好事例になればいいなと思います。人生は一度きり。年齢に関係なくチャレンジしないと損だと思います。もちろん一つのことを究める道も否定はしません。皆さんには後悔することなく、自分の道を選んでほしいと思います。