PEOPLE NO.12 INTERVIEW
エンジニアリングセンター
建設監理部 工事・試運転 KASUYA KAZUKI 2020年度入社
化学専攻
就職活動を始めるまでは水処理という業界があることも知りませんでした。水処理は半導体や医製薬、発電所など、さまざまな場面で欠かせないものと知り、水を通して社会貢献ができると感じてこの業界を志しました。オルガノはBtoBゆえに知名度のある会社ではありませんが、歴史があり、国内外で多くのシェアを誇っていることに、企業としての安定性を感じて入社を決めました。現在は電気工事の施工管理として、工程管理、安全管理、品質管理などを担当しています。最初は覚えることの多さとプレッシャーの大きさに圧倒されていましたが、知識が増えるにつれてもっとこうしたいという意見も出るようになり、現場で自分の意見が採用されたときは成長を実感しました。
入社してすぐに、九州にある半導体関連工場の水処理設備工事に携わりました。社内的にも大きなプロジェクトで関わる人や協力会社の数も多く、完成に向けて関係各所と連携をとることに苦労しました。
作業をスケジュール通りに進めることはもちろんですが、実際の施工を行う職人さんが、安全に気持ちよく作業できるように環境を整えることが私の一番の仕事。事故を未然に防ぐために、各部門の作業日程の調整には細心の注意を払っています。
1年目から大きなプロジェクトに携われたことは、今後の働き方やキャリア設計を考える上で大きな影響を受けました。3年目以降は、よりスムーズに進行するために、設計やプログラムなど自分の専門外の分野についても積極的に学ぶようにしています。
オルガノの設備は機械工事が設置するタンクや配管が大半を占めますが、これらは付随するポンプや計器を動かす電気がなければ意味がありません。設計を担う制御部や技術部と密に連携しながら、機械工事と電気工事が協力して施工し、試運転で実際に設備が稼働しているのを見たときには、これまでの努力が報われるような大きな達成感を感じます。業界が違えば施工要領も大きく異なるため、今後は発電所や浄水場など未経験の業界にも挑戦し、どの現場を担当することになっても柔軟に対応できるように成長していきたいです。