PEOPLE NO.01 INTERVIEW
エレクトロニクス事業部
エレクトロニクスビジネスユニット
グローバル営業グループ長 プラント営業 KATO SHOHEI 2000年度入社
経済学部経済学科
入社から22年が経ちますが、一番の思い出はオルガノベトナムの設立です。当時、現在の中部支店で営業をしていた私に、上司から1本の電話がありました。「赴任先がベトナムになりそうだけど、大丈夫?」。
結婚も決まっていましたが、海外赴任を希望していた私は迷うことなく「行きます!」と答えました。日本人の設立メンバーは社長と私の二人だけ。ベトナム進出は他社に後れを取っていたこともあり、設立当初は注文は勿論引合いすら頂けない日々を過ごしました。
しかし、設立して1年後に大型案件の引き合いを受領し、現地スタッフを含めて全員一丸となって本プロジェクトの受注を目指した結果、1年半かけて受注できた時の感動は今でも忘れられません。
当時のベトナム人スタッフが今ではリーダーとなっていることも感慨深く、ベトナムでの様々な経験が今の私にとっては掛け替えのない財産となっています。
現在は、エレクトロニクスビジネスユニット グローバル営業グループにて今後、成長が見込まれるエレクトロニクス事業の海外戦略、営業戦略の立案に携わっています。当社の第一の柱の事業として、今までの海外経験を活かして貢献していきたいです。
2021年には主要顧客のプロジェクトに対応するために、米国に現地法人を設立しました。ベトナムで現地法人設立に携わった経験を活かして日本からサポートしていきたいです。
最先端デバイスメーカーへ他社にはないオルガノの技術・サービスを提案することで、パートナー企業となることを目指しています。
私が仕事をする上で大切にしているのは「新しいことへのチャレンジ」。現在、海外のお客様の日本進出という重要なプロジェクトを進めていますが、まだ入社4年目の若手に担当させています。
大型案件ゆえに、本人も最初は不安に感じているようでしたが、今では安心して任せられています。日本にいながら海外の仕事ができる貴重な機会を新しいチャレンジの場として認識し、前向きに挑戦している若手が日々成長していく姿を見るのはとてもうれしいですね。定期的に行う目標面談では本人の意向を聞き、私の経験を踏まえてアドバイスしています。私自身、ベトナムで貴重な経験ができたのは、海外赴任の希望を上司が応援してくれたからこそでした。ここには、新しいことにチャレンジできる風土がある。そして、喜びも苦労も共有できる仲間がいます。