基礎研究で見つけたSeedsが新薬として実用化に至るまでに、10〜15年の歳月がかかると言われている。研究者たちが、その膨大なプロセスと厳しいハードルを乗り越えて研究に集中できるよう、中外ライフサイエンスパーク横浜もまた、さまざまな難題を乗り越えて実現した。徹底的に環境に配慮し、予想が困難な将来を見据え、ひとときも研究を止めない運用を目指した思いと達成感を、プロジェクトメンバーが振り返った。
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深澤
「コロナ禍での建設現場という事情もあり、平時以上にさまざまな調整が必要でした。複数のゼネコンさん、サブゼネコンさんが関わる中で、『当施設にとって、インフラとしての水はとても大切です』と話された中外製薬さまのメッセージによって、現場がひとつにまとまりました。大きな事故もなく、工期遅延もなく進捗できて、日々達成感を覚えながらやり切ることができました」
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小畠
「設備設置が完了した後の試運転では、どうしても調整レベルのマイナートラブルが発生します。深刻なものではありませんが、運用前に解決しておかなければなりません。時間的に猶予もありませんし、お客さまと共有しながら一つひとつ潰していくプロセスは、運用直前の集中ポイントでした」
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本田
「最初は、会議室に同席してお話を聞いていても理解できなかったことが、少しずつわかってきました。今は、お客さまのお困りごとをどうすれば引き出していけるかを日々意識しています。また、お客さまとの定例会議では進行役を任されており、議題となる技術的なことの理解力に加え、対話力で応えていきたいと思います」
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二見
「最先端設備が揃う都市型研究所建設の一翼を担えたことは、技術者冥利に尽きます。限られた時間の中で実現できたのは、深澤をはじめ営業とも密にコミュニケーションを取りながら進められたからだと思います。お客さまに対して専門的な説明は私たち技術が責任を持って行いますが、営業の理解が深いと連携が強固になります」
二見に呼応して、深澤は「お客さまの声を聞き、真意を理解した上で自分の考えも組み込んで技術側に伝えるのが営業の仕事だと思っています。ですから、可能な限り現場に行き、お客さまと同じものを見て、話すことを大事にしています」と語る。プロジェクトを支える若き力の言葉を聞きながら、小峰は「最近は、私が出席しなくても会議が回るようになりました。それだけ成長して、お客さまからの信頼が厚くなったのだと思います」と手応えを感じている。
最後に、このプロジェクトに対する中外製薬さまの感想を伺った。
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研究業務推進部 施設・環境グループ
岸 靖浩氏「オルガノの皆さんが我々と同じベクトルで進み、一丸となって取り組んでいただいた賜物です。我々のニーズをしっかり汲んで、新鮮な提案をしていただける姿勢に、これからも期待したいですし、必要不可欠なパートナーです」
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研究業務推進部 施設・環境グループ
中嶋 芳則氏「この最先端の創薬研究所は、これで完成ではなく、これからも最先端であり続けなければなりません。今後研究内容も変わっていく中で、進化し続ける研究所として、オルガノさんと一緒に進んでいきたいと思います」
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研究業務推進部 施設・環境グループ
武井 優剛氏「設計の段階から、不明点があると連絡して動きのロジックや設計の根拠を聞きました。その度にわかりやすい言葉で的確な答えが返ってきて、助かりました。運用についてもレスポンスが早く、日々の管理も助かっています」