オルガノを語る

CROSSTALK 01

フレッシャーズ編 | 社員座談会・オルガノを語る

「純粋に、水で社会を支えたい」――。
そんな想いを胸に、多様なバックグラウンドを持つ若手社員がオルガノの門を叩いています。
開発、技術生産、営業と、それぞれの持ち場で奮闘する入社2年目の4名が集まり、仕事のリアルを語り合いました。

専門分野が違っても、誰もがプロフェッショナルをめざせるオルガノならではの環境と、彼らが描く未来への挑戦に迫ります。

参加メンバー

  • A・T

    技術開発本部 開発センター(研究開発)

    学生時代から水処理を専門に研究し、オルガノへ。開発センターにて、新材料の開発に取り組む。専門知識を活かし、産業向け水処理の未来を考えたい。

  • S・Y

    技術開発本部 エンジニアリングセンター 技術生産部(技術生産)

    大学で水環境を学び、オルガノへ。製薬業界向け水処理プラントの機械設計を担当。図面が形になる瞬間にやりがいを感じ、顧客から信頼される設計者をめざす。

  • R・O

    技術開発本部 エンジニアリングセンター 技術生産部(技術生産)

    大学で情報工学を学び、オルガノへ。技術生産として水処理プラントの制御システム設計を担当。「モノづくり」への想いを胸に、異分野から水で社会を支える。

  • K・H

    機能商品本部 機能商品事業部 機器商品部(機能商品営業)

    大学時代は経済学を学び、水問題への関心からオルガノへ。営業として病院や研究所向けの小型純水・超純水装置を販売。水インフラによる社会貢献をめざす。

※所属部署・掲載内容は取材当時のものです

水インフラへの貢献から
モノづくりへの情熱まで、それぞれの軸で見つけたオルガノという選択肢

――新卒入社2年目の皆さんに集まっていただきました。はじめに、オルガノを志望した理由について教えてください。

A・T

私は理学部で自然保全や生態系の維持といった環境分野を専攻していました。大学院に進んでからは、新規材料をつくって環境浄化剤としての応用検討を行う研究室に入ったのですが、そこの先輩でオルガノに入社した人がいて、話を聞く機会があって知りました。

そこで色々と会社のことを知っていくなかで、自分の専門を生かせて、かつ働きがいのある会社だと思い志望しました。

S・Y

私も環境分野の専攻です。水質処理や環境水の分析方法などの研究に取り組むなか、学会に参加した際にオルガノのことを知りました。就活は水処理関係に絞って行い、上下水道関連の官公庁も考えましたが、新しい技術や製品に触れられて、より多くの業界の仕事に関われそうだと思い、民間企業の方向で検討しました。その軸で興味をもった企業のうち、何社かインターンさせてもらったなかで、一番アットホームで雰囲気の良かったオルガノに決めました。

K・H

自分は経済学部だったので、2人とはちょっと違う動機ですね。学生時代にボランティアサークルに所属していて、開発途上国の水問題の支援を行っていました。旅行も含めると、学生時代に巡った国は15か国ほど。インドでろ過フィルター設置のボランティアに従事したり、東南アジア諸国の水事情を見てまわったり、海外から日本に帰ってくるたびに、水インフラのすごさを感じていました。

それで卒業論文は、エチオピアの水問題を軸に、「経済成長と水問題の相関関係」というテーマで書きました。就活は水インフラに絞って行い、海外活動に積極的なNGO(非営利組織)も検討しつつ、将来を考えると待遇面の充実度は考慮したいなと。その観点で民間企業を探したところ、オルガノを見つけました。

ちなみに、大学卒業後、カナダに1年ほど語学留学していたのですが、そのブランクがあっても新卒扱いでエントリーさせてくれたオルガノは、懐の深い会社だと思っています。

R・O

私はまったくの畑違いで、情報工学を専攻し、機械学習について研究していました。学んだことを生かそうとSIerやITベンダーを中心に就活をしていましたが、だんだんと「達成感が目に見える仕事がしたい」と思うようになりました。その頃、学内の企業説明会でオルガノを知ったことをきっかけに、プラント業界に切り替えました。

S・Y

電機メーカーとかは検討しなかったの?なんとなくだけど、機械学習の知識はそのほうが生かせそう。

R・O

製造業は、ユーザーの顔が見えづらい気がしたんだよね。自分の手で「モノ」をつくることに加えて、計画から完成まで、お客さまと一緒にプロジェクト単位でものをつくる仕事がしたいというのが大きかったということですね。

そのような思いを持って入社して、いまは技術生産部で「プラントや装置を動かす際に必要な自動システムの構築」を軸に制御設計を担当しています。手触り感のある仕事ができているかなと。


半年間の手厚い研修でゼロから学ぶ。文理問わずプロをめざせる育成環境

――2年間働いてみてわかった、オルガノの良さを教えてください。

A・T

まず新入社員研修が手厚かったですね。4月に入社して、ビジネスマナーやオルガノの技術の基礎的な部分を学んだあと、3か月ほどかけてお客さまの現場を実際に働きながら見て回ります。

北は北海道から南は九州まで、半導体や製薬、家電メーカーの工場のほか、発電所などを訪ねて、装置やプラントが実際に稼働している様子を見学。それがすごくいい勉強になりました。

R・O

現地研修で実際に巨大なプラントを目にしたときは、そのスケール感に圧倒されました。そんな現場研修が9月頃に終わったあと、配属が決まって、それぞれの部署でまた研修が始まります。

研修で学べたおかげで、実際の設計業務の際に必要な形状やサイズを具体的にイメージできるようになり、とても役立っています。

K・H

私はいま機器商品部で、主に一般産業や医療機関等で使われるキャビネット型の純水装置や、研究所向けの卓上型超純水装置の営業を担当していますが、研修内容が今になって本当に役立っています。文系出身で入社前は少し不安もありましたが、研修でしっかりオルガノの根幹の技術について学べました。友人や家族にも自分の会社や仕事のことを説明しやすくなって、良かったです。

A・T

たしかに理系出身で予備知識があると多少は有利だけど、入社して初めて知ることのほうが多いよね。研修期間が長くて手厚いから、そこでみんなの足並みが揃う感じがします。

R・O

私は理系ですが、大学で学んだこととは異なる分野の業務に携わっているため、ゼロからのスタートでした。業務を通じて少しずつ専門知識を身に付けています。

S・Y

大学で学んだことはまったくの無駄にはならないけど、やっぱり入社してからのやる気や向上心が大事ですね。

K・H

努力次第でどうにでもなると思います。私は自分で考えても分からないことがあった場合は、まずはまわりの人に聞くようにしています。先輩でも同期でも、理系の大学院卒で専門知識がある人が多いから、皆さんわかりやすく教えてくれます。


穏やかな雰囲気で若手の成長を支える、風通しの良い職場のリアル

――オルガノの皆さんは、人柄が良さそうです。

S・Y

私とR・Oくんが在籍している技術生産部は、皆さん優しくて、分からないことを気軽に聞きやすいと思っています。年の離れた上司でも、年齢が近い先輩でも親身になってくださる。私のグループは、「分からないことは何でも聞いて!」というスタンスなので、自分もそれを受け継いでいきたいなと。

A・T

私がいる開発センターは、材料開発のほか、研究テーマごとに複数のグループに分かれています。定期的なジョブローテーションが実施されており、いろんな経験を積めるのがいいですね。

そして先輩方はすでにそれを経験しているので、いろんな分野に精通されている。本社の設計部署から異動してきた人など、バックグランドがさまざまな先輩たちから、日々多くのことを学んでいます。

K・H

うちの営業グループは5人ですが、ガツガツというか、「とにかく数字!」のような空気はなくて、皆さん穏やかに話を聞いてくれます。やっぱり、社員の方々の人柄の良さも、オルガノの大きな魅力だと思います。


開発、営業、設計それぞれの現場から。入社2年目で経験した仕事のやりがいと乗り越えた壁

――この2年の仕事で、最もやりがいを感じた瞬間について教えてください。

K・H

いま私は各国の現地法人を通じて、現地のお客さまにオルガノ製品を提供する営業の仕事をしています。あるとき、現地法人側から「ハイエンドの超純水装置を3台購入したいというお客さまがいる」と相談がきました。

話を進めるなかで「ちょっと高額なので、やはり3台中2台を他社製に切り替える必要がある」と連絡がありましたが、よくよく話を聞いてみると、「装置を使う現場の技術者はオルガノ製を強く望んでいるが、調達部門が価格に難色を示している」とのことでした。そこで、商品構成をスリム化した結果、どうにか納得いただける金額を提示できたことで、無事、3台購入いただけました。

短期間にいろいろな折衝があって大変でしたが、実際に装置を使う現場の方にとても喜んでいただいて、思い出深い仕事になりました。

S・Y

私はユニットの機械設計担当で、主に医薬品の製造に使用する用水設備を設計しています。ちょうど先日、初めて主担当を務めたユニットとタンクが完成しました。お客さまのチェックも終わって、出荷許可が下りたとき、「自分が図面を引いたものが本当に完成したんだ」と感慨深いものがありました。

設計自体が大変だったのはもちろんですが、調達業務も意外と時間がかかりました。設計どおりの装置をつくるために各メーカーへ機器やパーツを手配し、それらがすべて揃ってから組み立てが始まるので、総制作期間は1年ほどかかりました。

A・T

私はモノリス型イオン交換樹脂の製法改良に取り組んでいます。安全かつ効率性に優れた製造方法を検討しているなかで、最近、製造工程の一部を自動化するための装置を自作しました。

その時に電気やプログラムの仕組みを先輩たちに教わりながら、初めて自分で回路を組んだのですが、制御系の仕事の難しさもわかって、いい経験になりました。自由度高くいろいろなことに挑戦しながら、自分の知識や技術を高めていけるのが、この仕事のやりがいだと思います。

R・O

私が担当している制御設計の仕事は、S・Yさんたちがつくった装置がきちんと動くようにシステムを構築することです。言葉にするとシンプルですが、実際には巨大で複雑な装置を思いどおりに動作させることは難しく、試行錯誤を繰り返しながらひとつひとつ課題をクリアして、ようやく完成に至ります。

私はまだ経験も知識も乏しいので先輩に教わることばかりですが、日々、自分が一歩一歩成長している感じがしていて、それがやりがいです。着実に仕事をこなして、より大きな仕事を任されるようになりたいと思います。


「この分野ならこの人」をめざして。専門性を極める先に見据える未来

――最後に今後の目標をお聞かせください。

R・O

一人前の技術者をめざして、まずは制御設計の技術習得に注力します。いずれはほかの設計にもチャレンジして、装置全体を深く理解した制御設計ができる技術者になりたいと思います。

A・T

今進めている材料開発のテーマを無事に製品化までやり遂げることが当面の目標です。その後は、ローテーション制度を利用して、排水処理や超純水の研究など、学生時代に学んだ水処理の分野にもう一度関わりたいです。さまざまな経験を積む中で、「この分野ならこの人」と言われるような、自分の得意分野を見つけたいですね。

K・H

超純水装置を必要としている各業界について深く学んでいきたいと思います。競合製品についても勉強して、他社製品と比較しながら、オルガノのよさを伝えられる営業をめざします。

S・Y

「本当にいい設計者は、お客さまから指名がくる」という話を聞きました。装置の設計には正解がなく、設計思想も人それぞれです。裁量が大きい分、責任も大きい仕事なので、そのやりがいを噛みしめつつ、機械設計を究めたいと思います。まだまだ半人前ですが、いつか指名してもらえるよう頑張ります。