オルガノとの出会い、
そして入社への想い
微生物がきっかけで知った、水処理の世界。決め手はアカデミックな“人”の魅力
――まずは、現在のお仕事について教えてください。
水処理に使用する装置の開発を担当しています。研究というよりは、製品開発に近い業務ですね。具体的には、「EDIユニット(電気再生式脱塩装置)」と呼ばれる、電気の力で原水中の不純物となるイオンを連続的に取り除く装置です。
――学生時代から専門的に研究されていた分野なのでしょうか。
いえ、まったく違います。私はもともと生物を勉強する学科で微生物の研究をしていました。水中の有害物質を無害化するような機能を持った微生物です。
研究のなかで、その微生物が工業的にどのように利用されるのかを調べてみたところ、水処理の現場で使われていることを知りました。汚れた水を、河川などに放流できるレベルまできれいにする「排水処理」という工程ですね。そこから「排水処理を手がけている会社」を探してたどり着いたのが、オルガノでした。
――水処理関連の企業は他にもあったかと思いますが、最終的にオルガノを選ばれた決め手は何だったのでしょうか。
理由はいくつかありますが、一番は面接などの選考過程で出会った社員の方々の雰囲気が、すごく良いなと感じたことです。
特に印象的だったのが、役員面接の際に、役員の方が私の研究について熱心に質問をしてくださったことです。他の企業の選考では役員レベルの方からそこまで深く聞かれることはあまりなかったので、「オルガノはアカデミックな視点を持った方が役員となっている会社なんだ」と強く感じました。もちろん他の企業でもそういうケースはあると思いますが、選考時にそこを強く感じたというお話ですね。
あと、「微生物利用」や「環境浄化」といった軸で企業を探していて、水処理だけでなく、食品メーカーの微生物検査や、環境分析会社なども見ていました。そのなかでもオルガノは、環境と微生物に密接に関われる会社だと感じました。もともと排水処理に興味があったので、ここなら自分のやりたいことができるだろう、と。