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工事・試運転 | 社員インタビュー・オルガノとわたし

オルガノとわたし

1日400人超を「全体感」
で動かす。
オルガノ流
“現場所長”の真髄

T・I 2012年入社

技術開発本部エンジニアリングセンター建設監理部施工監理グループ

工事・試運転

父の背中を追い、プラント業界へ。入社以来、工事の最前線に立ち続け、数々の大規模プロジェクトを成功に導き、
現在は数百人規模のチームを擁する大規模プロジェクトの責任者に至ったその軌跡を追う。

オルガノとの出会い、

そして入社への想い

震災の日が最終面接。その場の交流で「この会社なら間違いない」

――学生時代のことも含め、入社までの経緯を教えてください。

学生時代は機械工学科で機械工学を専攻していました。2012年の新卒入社なので、もうすぐ15年というところですね。

もともとプラント系の仕事に興味がありました。父が同じような仕事をしていて、そのダイナミックなスケールに憧れを持っていたんです。なので、就職活動では鉄鋼業界など含めさまざまなプラントエンジニアリング企業を調べていました。そのなかで「水のプラントといえばオルガノ」と知って興味を持ち、エントリーしました。

――最終的にオルガノを選ばれた決め手は何でしたか。

それが少し特殊な経験で、最終面接の日がちょうど東日本大震災の日でした。面接前に控室で待機している時に大きな揺れが来て、その後はご存じのとおり電車もすべて止まって帰れなくなってしまいました。その時、人事の方のご厚意で、会社に泊めていただくことになったんです。

社員の方々も大勢会社に残っていて、「君たち、今日が面接だったのか」といった感じで、自然と話す機会が生まれました。その交流の中で、こんなに優しくしてくれる会社があるのかと深く感動しまして、採用してもらえたら絶対に入社しようとその時に心を決めました。

「1、2年は雑用」と思っていたら、「現場に出ればすぐ実務」だった

――入社後、会社の印象に変化はありましたか。

歴史のある会社ということで、少し堅苦しい雰囲気なのかなと想像していましたが、いざ実務を始めてみると良い意味で裏切られましたね。入社以来ずっと工事の仕事を担当しているのですが、若手のうちから現場担当者として「こうしたほうがいい」と発言できて、会社もそれにしっかりと耳を傾けてくれる。非常に風通しが良いと感じました。

加えて、入社から数年間は雑用などをしながら徐々に仕事に慣れていくイメージでしたが、実際は全く違いました。現場に出たらすぐに実務が始まり、エリア担当者として任される裁量がどんどん増えていきましたね。一人ひとりに主体性を持たせてくれる会社だと思います。

――入社されてからの10数年で、会社に変化を感じることはありますか。

事業規模の拡大は強く感じます。担当プロジェクトの規模が年々大きくなってきていて、それに伴って社員数も増えていると思いますし、会社として成長している実感がありますね。

とはいえ、世の中の流れに合わせて業務の効率化などは進んでいつつも、根幹にあるアイデンティティは変わらずにあります。全社的に通底している感覚として、「誰かのために」という想いは強く感じます。お客さまのために何ができるのかをプロジェクト全体で考えて実行していく。これは社外だけでなく、社内に対しても同じです。一つのプロジェクトを成功させるために、部署の垣根を越えて協力し合う体制が自然にできています。

社会を支える私の仕事:

オルガノでの挑戦と発見

オルガノ所員と作業員合わせて400人超。その人たちが円滑に業務できるよう管理運営する

――現在担当されている具体的な業務内容について教えてください。

所属は建設監理部で、入社以来ずっと工事のフィールドで業務にあたっていて、ここ数年は「現場代理人」、つまり現場の責任者を務めています。現場に赴任し、全体の管理運営を行うのが私の役割です。

今担当しているのは大型の案件で、2025年のピーク時には1日あたりの人員数が400人を超えました。そのなかにはオルガノのスタッフも50人以上います。プロジェクトは継続中ですが、スタートからこれまで、協力会社の作業員の方々も含めて数万人が従事してくれています。

それだけ大勢が入れ替わり立ち替わり現場で作業をするので、現場の仕組みの整備と管理運営はとても重要になります。もちろん、安全管理、品質管理、工程管理、コスト管理といった工事の基本的な管理業務も並行して行っています。

――現場の責任者というのは、入社何年目くらいから担当されるものなのでしょうか。

資格取得も必要になるので、おおむね5年目以降というケースが多いでしょうか。私も20代後半で初めて小さな現場を任されましたが、これは他社と比較するとかなり早い方だと思います。若いうちから責任ある立場を経験させてもらえるのは、オルガノの特徴だと思います。

――初めて現場を一人で任された時のことは覚えていますか。

鮮明に覚えています。毎日、本当に大変でした。自分がトップになると、すべての判断を自分で下さなければならない。お客さまとの対面も会社の代表として一人で立つ。そのプレッシャーは相当なものでした。

ミスが起きた時のリカバリーなど、設計部署の仲間や同じ部の先輩と、色々な人に相談しながら必死で対応していました。スキルと経験が足りず、すぐに的確な指示を出せない自分がもどかしかったですね。

プロジェクトの「全体感」を2つの視点から見る

――印象に残っている仕事や、手応えを実感した仕事などありますか。

入社当初は浄水場や下水処理場といった、地域のインフラ整備からキャリアをスタートしました。それが、担当プロジェクトの規模が大きくなるにつれて視界が変わってきました。私たちの技術がこんなに広い人たちのために役に立っているんだという実感は、年々強くなっています。

そういった意味で、最も印象的なのはやはり今担当している現場かもしれません。圧倒的な規模のプロジェクトで、特に先ほどお話ししたピーク時のプレッシャーは凄まじかったですが、完成しつつあるプラントを目の当たりにすると感動しかありません。あの期間で、あれだけのものを造り上げることができた。その手応えは、これまでで一番大きいですね。

――大規模プロジェクトの管理運営において、最も大切にされていることは何ですか。

「全体感」を見失わないことです。大型プロジェクトになるほど、お客さまがいて、そのもとにさまざまな会社が関わっています。それを踏まえ、まずこのプロジェクトが社会にどのような影響を与えるのかという大きな視点を持ち、その上でオルガノがステークホルダーの中で果たすべき役割、提供できるものはなにかを常に意識するようにしています。プロジェクトが社会に与える影響、プロジェクトの中でオルガノが与える影響、その両軸で全体像を把握していれば、社内の各担当者への交通整理もスムーズに行え、プロジェクトの流れを整えることができると考えています。

「らしさ」が輝く職場:

オルガノの文化とチームワーク

自分の想像を超えてくる後輩もいる。思わず「すごいな、こいつら」

――社会への貢献という点以外で、仕事のやりがいを感じるのはどのような瞬間ですか。

社内の仲間、特に後輩の成長を実感できた時ですね。入社して10年以上経つと、後輩から相談されたり、頼られたりする機会が増えます。悩みを聞くと、自分も同じようなことで悩んでたことを思い出して、経験とエピソードを交えながらアドバイスをしています。

時には想像をはるかに超えた成長をする若手もいて、自分の若い頃と比較しつつ「すごいな、こいつら」と感心させられることも少なくありません。

――後輩を指導する上で、何か心がけていることはありますか。

現場ではさまざまなトラブルが起こりますが、物事には必ず原因があります。その原因を把握し、パターンに通底している「原理・原則」を理解することで応用が利くようになります。

なので、「これはこうなるものだから覚えろ」ではなく、「なぜそうなるのか」という理由や背景から必ず説明するようにしています。手段だけでなく、根本のプロセスを理解していれば、状況が変わっても道をたどれるようになりますから。

――オルガノの工事部門は、どのような雰囲気のチームなのでしょうか。

明るいですね。元気な人間が多いと思います。本社から離れた現場事務所で、日々発生するトラブルや問題に最前線で立ち向かうわけで、さまざまな困難を乗り越えてきている分、人間力があってバランス能力の高い人が多いと感じます。

――最後に、仕事をする上で大切にされている価値観を、一言で表すと何になりますか。

「切り拓く」です。

現場の仕事は、常に新しい課題との戦いです。同じ現場は一つもなく、自ら考え、行動し、関係者を巻き込みながら、困難な状況を乗り越えて道を切り拓いていく。その連続が、プロジェクトを成功に導き、自分自身の成長にもつながると信じています。

若いうちから大きな裁量を与えられるこの環境で、主体的に道を切り拓いていける人と、一緒に未来のオルガノを創っていきたいと思います。

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